自治体の行う不用品回収の主な形式

自治体による不用品回収は、ゴミ回収または資源回収と呼ばれています。その仕組みは地域ごとに不用品を出す場所が決められており、その場所に出しておけば一定のタイミングで回収してもらえると収集方式が一般的です。また、処分場への持ち込みを許可している自治体もありますが、どの自治体でも処分場を持っているわけではなく、近隣自治体の処分場に処理を委託している場合には持ち込みが出来ない場合もあります。利用タイミングについては、収集方式の場合だと収集日が地域ごとに決まっているのが普通です。これに加えて粗大ゴミのように利用頻度が相対的に低いものについては、個別に依頼して収集してもらうという方法を採用している自治体もあります。

公共サービスのメリット・デメリット

自治体の不用品回収のメリットは、なんといっても料金が安いという点でしょう。利用者はゴミ袋を購入するなどの形で費用負担が発生しますが、それでも価格的にはかなり抑えられています。一方で公共サービスが故のデメリットもあり、その最たるものがタイミングを選べないという点です。不用品回収は予め決められた時にしか行ってもらえませんので、引っ越しなどの時に不用品回収をしてもらおうとしても、タイミングがうまく合わずに利用出来ないといった事も、十分にあり得ます。また粗大ゴミの回収の場合には料金をシール形式で販売している自治体も多く、このシールを購入するためにわざわざ役場に出向く時間がない、といった問題も生じます。

自治体の不用品回収

民間の回収業者